かわいひでとし日記
令和5年5月28日.     歴史の転換点      ウクライナの反転攻勢
 
日露戦争の事はみなさんご存じだと思います。

あの戦争、どっちが勝ったのか、という議論も一部に有ります。

何を持って勝利と言うのか、という点ですね。

色々な要素は有るものの、厳然とした事実として、

ロシアの太平洋艦隊が全滅した、そこでバルチック艦隊を送ってきたが、

これも全滅した、という事です。

それに対して日本の艦隊は戦艦や巡洋艦は一隻も沈まなかったという、完全勝利でした。

ロシアは海軍が壊滅してしまうという、

古今東西こんなにはっきりした勝敗の例はなかなか無いのです。

その40年後、今度は日本の海軍が壊滅するほどの負け方をしましたが。

日露戦争当時の戦いは、レーダーもミサイルも無く、航空攻撃も無い。

いかに多く砲弾を相手の船に当てるか、という完全な腕の見せ所でした。

船から何キロも離れた敵艦に砲弾を命中させるのは至難の業です。

命中率は5%ほどだと言われています。

日本の連合艦隊は猛訓練を重ねて命中率を10%に上げたとの事です。

海軍が壊滅してしまう、というのは、敵軍が自由に航行できる、

好きなように兵隊を乗せた船を航行できる、ということです。

これほど完全な勝利は他に例が無いのです。

日露戦争の時、ロシア国内では革命が起ころうとしていました。

日本の諜報機関も密かに革命勢力を支援していました。

明石大佐の活躍は有名ですね。


なんだか似ていますよね、今の状況と。

ウクライナは西側からの支援を受けて大規模な反転攻勢をしようとしています。

一説によると、ロシア軍はかなりの損害を受けており、

ミサイルも枯渇しようとしているらしい。

ロシア国内では公然とプーチン批判が出ている。

「あのじいさんは完全はアホだったとわかった」などと公然と発言する人が出ている。

これはどうあがいても、最後の一手、核使用を除いて、

ロシアの敗北は明確になってきたのではないだろうか。

そしてロシアは核を使うのかどうか。

プーチンは「ロシアが無い世界には興味が無い」と言っている。

自分が死んでもいいから核を使わせるかもしれない。

追い込まれて自暴自棄になって核を使うという事も考えられなくはないが、

まともな側近が少しでもいれば、核を使えば反撃を受けてプーチンを含む指導者は

死ぬだろうから、最後は側近が抵抗して核を使わせない事も充分考えられる。


これだけ負けが込んで来ても結局核兵器は使えなかった、という事になれば、

じゃあもう、持っててもしょーがないじゃないか、という機運も出てきたりしないだろうか。

核兵器はとっくの昔から持っていても使えない兵器だった。

使ったら最後、人類滅亡などと言われてきた。

使えないのに持っているという矛盾した状態のまま時は流れてきた。

あれだけ負けても結局使えなかったという事になれば、もういいかげん、

じゃあ、もう核はやめよう、という機運が盛り上がっても不思議ではない。

ロシアが負け、プーチンが死ぬか逮捕されるかするのを見て、習近平はどう思うだろうか。

これはヤバい、と西側に融和政策をとれるだろうか。

これもまた、習近平なり共産党なりが攻撃を受ける事にならなければ

根本的な解決にはならないだろうが、もしかしたら、

ロシアの敗北が中国共産党終焉のきっかけになるかもしれない。

ロシアも中国も完全に民主化すれば「すべて解決」と言うくらいのことだ。

取り残された北朝鮮はもう持たなくなる。

中国やロシア寄りだった南の国々も西側に融和せざるを得なくなる。

日本も防衛費を減らす事が出来る。


全てはウクライナの反転攻勢にかかっている。

と、個人的な妄想ですが、こうなれば良いな、と思います。


人間はやっぱりアホなのでしょう。

口で言ってもわからない。

結局は血が流れなければ歴史は変わらないのですね。

既に多くの犠牲を出してここまで来たからには、

勝利して歴史の流れを変えるべきだと思います。





日本人としての反論ができますか?

戦争反対?

専守防衛という幻想

したくないけど備えるのが戦争



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