かわいひでとし日記
令和5年1月21日.     短くても永遠の時間      年齢を重ねる
 
62歳になった時に病気をして入院したのをきっかけに、

仕事を引退して、年金貰ってアルバイトをする生活にした。

それと同時に20年ぶりにジム通いを再開し、

エアロビクスも再開した。

けれど、スポーツクラブのエアロビクスがすっかり変わってしまっていて、

オバサマの為のダンスごっこの様になってしまっていた。


そこで、自分はエアロイントラなんだから自分でやればいいじゃん、ということで、

スタジオを借りて自分でエアロビクスをする事にした。

やってみて驚いたのは、20年のブランクで、疲れてしまって全然動けないこと。

こんなに出来なくなっていたのかとガクゼンとした。

それからずっとエアロビクスとジムで筋トレを続けて4年経とうとしている。

確実に体力が上がった。

60歳過ぎてから体力が上がるって、すげーなぁ、と思うと同時に、

いつまで上げられるだろうか、とも思う。

老体に鞭打つという感じで、確かにキツいのだけれど、

もう歳なんだから軽くしようと思ったが最後、どんどん老化する様な気がして、

キツくても強度を落とす気になれないまま続いている。


老化というのは、半分くらいは精神的な物なのだろうと思う。

もうしんどいから楽をしよう、と思ってしまうと老化が進むのだろう。


もう年なんだから年相応にしよう、なんて思うと老化する。

傍目に見て痛いのかもしれないが、頑張って続けていたほうが良いのだ。


自分はあと何年生きられるのだろう、と考えるとさっぱり解らない。

なので、10年、20年計画なんてものが立てにくい。

それも老化の原因だろうと思う。

そんな事気にしないで、100歳までの計画を立てれば良いのだ。

未来に向かって進んでいる人と、もう諦めてしまう人では、とてつもなく大きい差が有る。

自分がエアロビクスで走っているのを動画で見ると、若い頃のスキルは失われて、

なんだかなあと思う事が良く有るけれど、

若い時に上位を目指して練習していた時と同じ様に、

スキルアップに向かって頑張れば良いと思うのだ。


そんな訳でみなさん、

もう年だから、とか、

最近体力落ちてきたから、もうだめだ、とか

俺ももう〇歳だから大人しくしよう、とか、

そういうのやめましょう。

年齢に関係なく未来に向かって進んだ方が良いです。

残り何年だろうと関係ない。


サンテグジュペリの書いたものの中に、

死刑囚が死刑執行の前にタバコを1本貰う話が有りました。

この後すぐ死ぬのに、タバコ吸ったってしょーがないじゃないか、

とかではなくて、その1本のタバコを吸う時間が、

彼にとって永遠の様に長い時間なのです。

傍から見れば僅か1,2分の事なのだけれど、彼にとっては永遠の大事な時間なのです。


残り時間を大切に前に向かって進みましょう。





人生は死ぬまで終わらない

アンチエイジングは積極的な自分

生きる上で必要なこと



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