令和2年8月23日 生きる上で必要なこと
ラジオ体操をしよう
エアロビクスのインストラクターをしていると、色々な人を見ることになります。
リズム音痴でなかなかついてこられない人がいたり、初めてでもどんどんできる人がいたり、、、。
本当は、しっかり正しいフォームで大きく動いてもらいたいけれど、でもね、
だいたいのところで、なんとなくやりながらでも、長く続けてもらえれば良いと思っています。
でも、なかには少し心配になる人が居る事が有ります。
というか、良く有ります。
それは、例えば20代前半の若い人であっても、今まで殆ど運動経験が無い人です。
運動が苦手で好きではない人はたくさんいますし、それが悪い事ではないのですが、
でも、でも、、、、
人間は頭だけで生きている訳ではなく、胴体や腕や脚がついていて、内臓も動いています。
脳を使う仕事をする人でも、身体が健康でいないと、かなり制限を受けてしまいます。
なので、やっぱり、健康維持の為の、最低限の運動をしないといけないのだと思います。
下手でもなんでもいいんです。例えば週に1回でもいいです。
ゼロ回よりも一回でいいですから、少し運動しましょう。
ゼロと1では大きな違いです。
ずっと長い間運動経験が無い人は、動作が全体的に省エネモードになっています。
可動域が狭すぎるのです。
そして、猫背であったり、動作が緩慢であったりします。
それでも別にいいわけなんですが、でもねぇ、、、
だんだん歳をくってくると、どんどん衰えてしまいます。
へたをすると、30代後半くらいから衰えてしまいます。
なので、どうか、ラジオ体操くらいの事を毎日でも一日おきでもやりましょう。
例えば、ラジオ体操第一で、体側を伸ばす運動、
https://youtu.be/feSVtC1BSeQ?t=60
これをやるとき、身体全体が正面を向いたままできるでしょうか、
肩が前に倒れて、胴体が斜めになっていないでしょうか、
この動きをするには、腕を真っすぐ伸ばして、指先が遠くを通って、頭の真上を通って、
身体の脇を伸ばすのですが、そうならずに、肩、胸のあたりが斜めになってしまっていないでしょうか。
腕が頭の真上を通っているかどうか、確認してみましょう。
今は簡単に動画を撮ることができます、自分の動きを動画に撮って見てみてください。
身体が正面を向いたまま、体側を伸ばしながら、腕が遠くを通っているかどうか、確認してみましょう。
腕を振る動きをする時は、指先が一番遠くを通る様に動いてみましょう。
身体を大きく動かす練習をしましょう。
体操をする時は省エネモードではなく、わざと疲れる様に大きく動きます。
わざと大きく動く動きを練習するには、短い時間でできるラジオ体操はとても適しています。
運動不足に慣れきってしまって、小さな動きで省エネモードになっていないかどうか、自分で確認してみましょう。
腕や脚を動かすときは、なるべく遠くを通る様に、わざと疲れる様に動いてみましょう。
30代から衰え始めない様に、可動域いっぱいに動ける様に、ラジオ体操を大きく正しく動いてやってみてください。
出来ればエアロビクスをやって貰いたいですが、とりあえず、まずはラジオ体操をしてみましょう。
運動が苦手なのは悪いことではありませんが、生物として生きていくには最小限の運動は、食事をするのと同じくらい必須のことです。
苦手だからやりたくないけど、疲れるからやりたくないけど、今後生きていく為に必要な事ですから、どうか、少しずつでも良いので、やるようにしましょう。
これから80年、100年生きていくために。
無酸素運動な人々
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