かわいひでとし日記
令和3年10月24日     貧乏メシの極意      安い、安い、旨い

自分は父親が破産して離婚してくれたもので、また一人っ子だったもので、

中学生の時から一人暮らしの自炊生活をしている。

父親は、というと、タクシー会社に寝泊まりしていて、

月に一回来て生活費を置いて行ってくれる、という状態だった。


何万円だったか忘れたけれど、その金額で中学生がきっちりひと月暮らすのは困難だった。

困難だったというか、自分がお坊ちゃま育ちだったせいも有るだろうが

(破産する前は大きなお屋敷に住むお金持ちだった)、

金銭感覚に乏しく、節約して生活する能力が無かったのだった。

お金が無くなってくると、毎日の食事に苦労した。

父親が「米だけは切らさない様にしておきなさい、塩をかけてでも食べれるから」

と言っていたのは守っていて、お米だけは有ったので、オカズの工夫をしなければならなかった。

キャベツの芯を薄くスライスして茹でて、醤油をかけて食ったりしていた。

そんな訳で、貧乏メシは得意なのだ。

大人になって贅沢な暮らしをする様になっても、たまにふと、貧乏メシが食いたくなる事が有る。

なんだかわからんが、旨いのだ。

一番安いコンビーフをスライスして炒めて、醤油をちょっとかけたものは、

ごはんのお供に最高だった。(旨いから食ってみなはれ)



安いチクワとか安い魚肉ソーセージも重宝したものだ。

どちらも切って野菜と一緒に炒めればオカズになる。

また、適当に切っててんぷらにするのもおいしい。

魚肉ソーセージは適当に切ってパン粉をつけてカツにするとか、ナポリタンの具にするとか、何かと重宝した。

料理は得意ではないけれど、特に、おいしいもの、を作るのは得意ではないけれど、料理するのはとても慣れている。

油揚げを焼いて、生姜醤油で食うのもおいしい。



安い豚肉と玉ねぎと小麦粉が有れば、チリチリ焼いてカリカリにするお好み焼き風の食い物も、なんだかおいしい。



やっすいコロッケを買ってきて、ごはんのオカズにするのもいいけれど、

8枚切りの食パンにキャベツの千切りと一緒にはさんでソースかけて食うのもおいしい。

そしてなんと言っても、マルシンハンバーグにはお世話になった。

今でも1個60円くらいだ。



オカズにしても、パンにはさんでも、とにかく安い。

どんぶりメシの上に目玉焼きを乗せるだけ、ってのもおいしい。



給食で良く食べた、カレーと食パンの組み合わせもいいね。

100円のレトルトカレーと食パンが有れば食える。



安い大衆食堂にも良く行ったものだった。

今では本当に少なくなったけれど、安い大衆食堂があちこちに有ったものだった。

ガラスケースに入っているオカズを好きなだけ選んでそれでメシを食う。

金が無いと、マカロニサラダをオカズにしてメシを食ったりした。

マカロニサラダにソースをかけてオカズにするのだ。



なので、今でもなんだかマカロニサラダは好きだし、ごちそうに思える。

マヨネーズが入っていると、油分やコクが有って、なんだかごちそうに感じるのだ。

チクワをオカズにする時は醤油だけでなくマヨネーズをちょっとかければごちそうになる。


そういうわけで、給料日前で金欠だ、と言いながらコンビニ弁当なんか食ってるのはアホに見える。

コンビニ弁当は安くても400円以上するだろう。

チクワをオカズにごはんを食べる、とかすれば100円以下で済むのだ。

西友で売っている5本入りの小さいチクワは1パック75円くらいだ。



貧乏メシと言っても、ごはんとおしんこだの佃煮だのの組み合わせは意外と高い。

漬物も佃煮もそんなに安くないのだ。

でも、おいしいよねぇ。




何が有っても米だけは切らさない様にしておく、

これが貧乏メシの極意です。


安いコロッケは強い味方




大根めし


ひき肉が安い時に買って小分けして冷凍しておく
三食ごはんはとてもおいしいごちそうです


財布の中に5円

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