令和3年3月7日. お尻の形
エアロビクスのカタチ
まず、2分弱の2本のビデオを見比べてみてください。
どちらも競技としてのエアロビックの演技です。
ですので、普段、スポーツクラブなどでやっているものとは随分様子が違います。
1 https://www.youtube.com/watch?v=p9JxowlqJsU
2 https://www.youtube.com/watch?v=dQ_KbVVgj00
2つの演技、それぞれ、随分違うのが解ると思います。
詳しく知らない人でも、見た印象が随分違うと思います。
1は少し古いものです。
2は最近のものです。
演技の内容も違いますが、選手の体型も随分違います。
ここで、どちらが良いとか悪いとか言う話をするつもりでは有りません。
だたちょっと先に補足説明を簡単にします。
昔はエアロビクスの競技会は2種類有りました。
JAFが行うものと、JAFAが行うものです。
JAFは日本エアロビック連盟
JAFAは日本エアロビックフィットネス協会(現在は日本フィットネス協会)
JAFAを率いていた山岡有美先生は、日本エアロビクスの母と呼ばれ、本当に素敵な先生でした。(上記、野村選手の解説をしているのが山岡先生です)
個人的な印象として、JAFのエアロは重心が高い、JAFAは低重心。
JAFは軽く動く印象、JAFAはしっかり動く印象です。
いや、軽く動く印象と言っても、実際に軽いわけではなく、非常に高い身体能力が必要です。
ただここでは見た目の印象として、話をわかりやすくする為に見て頂きました。
自分はずーーっとJAFA系のエアロをやってきました。
昔のティップネスでやっていたエアロも、しっかり身体を使う、かなりキツいものでした。
あの頃のインストラクターは、みんな凄い身体をしていたものです、
みんな中臀筋が発達していて、女子はお尻がまっ四角になっちゃってました。
エアロは中殿筋を非常に良く使います。要するに脚を横方向に動かす動きです。
ステップタッチはしっかりアップダウンをとってやっていました。
レッグカールはしっかりとダウンアップをしていました。
グレープバインの一歩目はしっかり中臀筋で出していました。
ジャンピングジャックもしっかりと四頭筋を使って上下動を入れていました。
JAFAのエアロは筋肉痛になるようなエアロでした。
そもそも、エアロビクスとは、日本語で言えば有酸素運動、これは健康の為にやるものです。
軽い運動強度で15分以上、これを週に3回から5回やりましょう、という事になっています。
ですから、軽い運動で良いわけです。
しかし、この健康維持の為のエアロビクスは、ある程度年齢が進んだ人がやることだと思います。
若くて、もっと鍛えたい人はもっとキツめにやりましょうよ、と思うのです。
しかし、今のスポーツクラブでは、初心者クラスと上級者クラスが有り、初心者クラスは本当に軽い運動で、時間も40分くらいしか無く、フロアエクササイズやストレッチも不十分です。
上級者クラスは、というと、もうダンスごっこになってしまっていて、複雑な振り付けが出来るのが上級者だと思ってしまっている様です。
昔のエアロビクスで上級者というと、体力の有る人の事でした。
ですから上級者クラスというのは、「難しい」ではなく「キツい」ものでした。
そして、初心者クラスと上級者クラスは有るけれど、中級者のクラスが無いのです。
動きは基本的な動きだけど、運動強度が高い、という中級者向けのクラスが無い。
これはエアロビクスにとって先細りになる原因ではないでしょうか。
初心者クラスを卒業して上級者クラスに出てみたら、難しすぎて全然出来ない、という事になってしまいます。
自分はコナミでいつも初心者クラスに出ています。基本動作をしっかり動いて身体に効かせたいからです。
そのクラスには80代の男性も出ていましたが、その方は、クラスが終わるといつもトレッドミルで走っていました。
もう少し運動強度が高めな運動をしたい中級者の行き場がないのです。
健康維持の為にやるエアロビクスは軽い運動強度でいいのです。
でも、鍛えたい人がやるエアロビクスが無いのです。
昔のティップネスのエアロビクスは本当にキツくて、くたばるまで走るエアロでした。
自分がやっている足元に汗で水溜りが出来るほどでした。
本当にキツいのが大好きでした。
スタジオの中は男女半々いました。
みんなキツいのが大好きな、どエムの集まりでした。
そういうわけで、スポーツクラブでは出来ない、昔のキツいキツいエアロビクスを自分でやる事にしました。
メンズの為のエアロビクス、メンズエアロサークルです。
もちろん、鍛えたい人なら女性も大歓迎です。
脚の筋肉、お尻の筋肉がしっかりするような、身体を鍛えるエアロビクスです。
メンズの為のエアロビクスとは
JAF(日本エアロビック連盟)系の重心の高い動きではなく、
JAFA(旧 日本エアロビックフィットネス協会)系の低重心でしっかりアップダウンをとって筋肉を使う、鍛えている人、鍛えたい人の為のエアロビクスをしています。
また、ハイインパクトだけのパートが有り、運動強度が非常に高くなっていますので、
一般向けの健康維持ではなく、ある程度体力が有り、身体を鍛えたい人の為の内容になっています。
メンズエアロサークル
https://r4.quicca.com/~kawai/aero/aero000001.html
メンズエアロサークル ある日のレッスン風景
この日はある程度慣れてきた人向けに、手の動きを少しだけ複雑にしたり、
かなり運動強度の高いことをしています。
ビギナークラスではもっともっとシンプルな動き、あまりキツくなりすぎない内容でやっています。
https://r4.quicca.com/~kawai/movie00002.html
鍛えたい人の為のメンズエアロサークル
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