かわいひでとし日記
令和5年8月17日      物には全て値段が有る      「我々の税金」は誰が払っているのか
  
花火大会に数万円の特等席を設けたというニュースに

「格差社会」だという意見が聞かれた。

公的な花火大会を開催する費用はどれくらいかかるのか、

ネットで見て見ると、墨田川花火大会で約1億5千万円だそうだ。

それを負担しているのは、都や区などが約6割、

その他は企業からの協賛金などと、

一般市民からの協賛金(有料観覧席の売り上げを含む)

となっている。

花火を見る、というのは、一般人にとって「無料で見られる」ものだけれど、

その費用は誰かが負担しているのだ。

見るのが無料だからといって、無料で開催できるわけではない。



ネット通販で「送料無料」という言葉が飛び交ってから、かれこれ20年近く経つ。

けれど、買うほうは「送料無料」で買っても、売るほうはしっかり送料がかかっている。

粗利の大きい儲かる商品を売っているのであれば、

サービスとして「送料無料」に出来るかもしれないが、

安く、良心的な値段で、あまり儲からないものを売っているのであれば、

送料をとらないというのはかなり痛い事だ。

というか、「痛い」だけではなく利益が出ない事になってしまう。

トラック協会がネット通販に対して、「送料無料」と言うのをやめて欲しいと、

悲痛な要望を出している。

運送業界は人手不足に燃料高騰、様々な規制や再配達を繰り返す非合理的な作業で、

相当苦しい状況になっている。

物流というのは社会の血流だ。これが止まったら大変な事になる。

止まったその当日からすぐ、近所の店から品物が消えて何も買えなくなってしまう。



昭和の時代からずっと長い間庶民の娯楽であったテレビは、NHK以外はみんな無料だ。

テレビは無料で見られるものだった。

今、テレビ業界はかなりしんどくなってしまっている。

今や「テレビを見るのは後期高齢者だけ」などと言われる。

広告の売り上げが激減している。

広告に使われる金はネットがテレビを抜いてしまった。

色々なものを無料で享受する事に慣れきってしまった我々は、

少しずつネットなどで有料に慣れ始めてはいるが、まだまだだ。

「誰かが作ったものを見るにはお金が必要」が常識になるにはまだ時間がかかりそうだ。

燃料代や電気代などが高騰してしまった。

それでも、夜はロウソクを灯し、冷房をガマンしてもいいから原発を廃止しろ、

などと言う人が居る。

燃料代や電気代の高騰というのは、一般家庭の話ではないのだ。

数円上がっただけで、色々な産業が大打撃を受ける。

良く、「大企業だけが儲けて庶民の暮らしは良くならない」などと言う人が居る。

とんでもない。

経済を引っ張っているのは大企業だ。一般庶民はそれに左右される。

景気が悪くなれば一般庶民も苦しくなる。

大企業や高額所得者がどれだけ高い税金を払っているのか、知ったほうが良い。

税収の殆どがそういう人たちからのものだ。

一般貧乏人が払う税金など、雀の涙だ。


自分の様な貧乏人にとって、モノは安ければ安いほどありがたい。

けれど、我々は「無料」に慣れ過ぎてしまった。

適正な価格、というものを尊重しないといけない。

物価が上がらなければ、賃金も上がらない。

賃金が上がっても物価が上がれば台無しになる。

どうしたら良いのか、、、。


貧乏人は苦しいが、一方で社会に助けられても居る。

年収が600万以下の人は、払っている税金よりも、

受けている行政サービスのほうが大きいのだそうだ。


政府や政治家がヘンな事をすると、「我々の税金が無駄に使われた!」と批判する。

それは良いが、貧乏人は「我々の税金」などと言うほどたくさん払ってはいないのだ。


貧乏人だけれど、大企業や高額所得者には多少の感謝をした方が良い。

ものを受け取ったり、見たりするにはお金がかかる事をもう少し受け入れたほうが良い。

そうは言っても、貧乏人も苦しいのだ。

でも、モノには全て値段が有る事は覚えておかなくてはいけないと思う。


そういえば、たまにこういう人が居る。

え? 大工さんやってるの? じゃあ今度、うちの修理してよ、

とか言っちゃう人。これ、「無料」でっていう意味で言うのですよ。

これはありとあらゆる職業について言える事。

トレーナーなんですか? じゃあトレーニング教えてよ、とか。


んなわけあるかい、という話です。

無二の親友とか、相当親しい間柄ならあり得るかもしれないが、

プロに何かやってもらうならお金を払うのが当然ですね。


ということで、ますます貧乏人は辛いのだけれど、

貧乏でも良いが下品になってはいけない、とつくづく思う。


これを共産主義という
共産主義が理想通りに成功した事は無い
日本共産党の元書記長は豪邸に住んでいる
労働組合の親方も豪邸に住んでいる






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