令和4年11月27日 自称専門家 思い込み |
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テレビは殆ど見ないのだけれど、 テレビでこんなバカな事を言っているというツイッターが流れて来て良く目にする。 テレビには「専門家」が出て来て何かを解説したりする。 まともな事を言う人も居れば、当たり障りのない事を言う人も居れば、 トンチンカンな事を言う人も居れば、テレビ局の指示通りに言う人も居る。 今戦争中のあの国についての解説では、小泉 悠さんの解説はさすがだなあと思ったりする。 日韓関係の問題については、西岡力さんの解説はさすがだと思う。 逆に、宇国戦争が始まってすぐ、最初にNHKニュースに登場した大学教授が 恐ろしくロシア寄りの発言をしていて唖然とした事が有る。 その人はそれ以降二度と登場していない。 ツイッターに流れてきたテレビの映像で、ある大学の名誉教授なる女性が、 台湾問題は中国の国内問題だから内政干渉するべきではないと言っていて驚いたが、 この女性は元学生運動家なのだそうだ。 テレビでは専門家ではない単なるタレントや芸人がコメントをする事も多い様だ。 小学生くらいの時だと、きちんと自分の意見を言いましょうと教えられ、 トンチンカンな事を言っても、きちんと自分の意見を述べた事で褒められる。 けれど、良い大人が専門家でもなければ、それについて勉強した事が有る訳でもない人間が、 トンチンカンな「自分の意見」を述べるのは全く不適切だ。 テレビを見ているアフォな人が真に受けてしまう。 専門家、というのは何をもってそう決めるのか。 だいたいは、関連する学部の大学教授とか、 それを仕事にしていた人とかが専門家とされるようだが、 まあそれはその通りだろうと思う。 けれど、大学教授というのもかなり幅が広く、とんでもない人も多い。 「専門家」の中で、一番ナンジャコレと思うのは、自称専門家の様な人だ。 理系の専門分野ではなく、文系の自称専門家には首をかしげたくなる人が多い。 自称、「社会学者」、「精神科医」、「政治評論家」、また、各分野の「研究者」などなど。 詳細に分析して、深く洞察して、解説するのではなく、 単に「自分の意見」を述べる、という小学生の様な人が多い事に驚く。 自分は専門家だと思い込んでいる、だけの人も居る様に思う。 企業などで社員を教育する「マナー講師」なる人が、 朝鮮式のおじぎの仕方を教えてしまう、というのが良く見る光景だ。 日本人に礼儀を教えるのに日本の礼儀を教えないで朝鮮式を教える、 というのは、嘘を教えているのと同じなのではないか。 「専門家」なる人が出てきたら、特に地上波テレビであれば、 ホンモノなのかどうか検討してみる必要が有る。 自称なのか、また、肩書がその専門性を示していても、アブナイ人ではないのか、 その人が言っている事を良く検討する必要が有ると思う。 一番困るのは、自分が専門家だと思い込んでいる人だ。 社会で通用するほどきちんと勉強した訳でもないのに、 自分は詳しいと思い込んでしまっている、 また、「資格」なるものを取得したので専門家だと思い込んでいる、 というヤバい人だ。 人間の仕事というのは、最初の内は非常に拙いものだ。 それが年月をかけて、勉強を重ねて、 経験を積んでやっと専門家になる。 資格を取った時点では専門家ではない。 実は以前、自称専門家に唖然とした経験が有る。 自分の会社で英語が得意な人を探していた時、 自分は英語が得意だという人が来たのだった。 英語を勉強している、という。 しかしそのレベルが、そんなんだったら自分でも出来るわ、という、 中学生レベルだった。 でぃすいずあぺん、のレベルなのだ。 それを「自分は英語を勉強しているので得意だ」と思い込んでしまっている。 そういうヤバい人も居るので、特に地上波テレビに出てくる様な人には、 みなさん気をつけましょう。 そして、「専門家」がテレビで言っているのだから本当なのだろう、 という思い込みにも注意しなくてはいけない。
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この朝鮮式の変な立ち方何とかならないか? 日本式では、手を前で組む立ち方はしません。これは「コンス」という朝鮮式の立ち方、お辞儀です。日本人なら、日本式にしてもらいたい。これは、日経新聞に最近掲載された日本航空の広告。恥ずかしい。 pic.twitter.com/2N9vj6Zzss
— 竹田恒泰 (@takenoma) November 12, 2014
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