かわいひでとし日記
令和4年11月21日.     金銭感覚      貧乏でも下品になってはいけない

都内から高崎まで。

新幹線を使うと片道約1時間半で往復約1万円。

しかし、在来線を使うと片道約2時間ちょっとで往復約4000円。

いつも新幹線を使っていた。

快適だった。

けれど今回、自分は貧乏人なんだから、と思って在来線を使って見た。

今までの予算1万円が、4000円で済んでしまい、6000円も余る。

それで食事代なども出てしまう。

そうかあ、貧乏人は在来線を使わなくてはいけないのだな、とつくづく思った。

貧乏人にとって、6000円の差は大きい。


こんな事も解っていない貧乏人なのだ。

ちょっとびっくりする。


ただし、結構不快だった。

混んでいるし、座席が狭苦しくて座っているのが苦痛になった。

これなら立っていたほうがマシだと思った。

けれど2時間半も立っているのもしんどい。


電車の座席の狭苦しさといったらひどいものだと思う。

それはそうだ、貧乏人用なのだ。

僅か 5,6000円 の違いだからゆっくり座ったほうが良い、と思える収入の有る人は

新幹線でもグリーン車でも使ったほうが良い。

けれど、貧乏人なのに6000円の差が解っていないのは問題だ。



自分は子供の頃はお坊ちゃま育ちだったせいか、本当に金銭感覚が無い。

自分の家は代々続く庄屋だった。

家に何人も大人が居るのに誰も仕事をしていない様な家だった。

なので、親戚から「お金の計算が出来ないのがこの家の家系」だと言われていた。

それを引き継いでしまった。

しかし、父親が破産してくれたおかげで、中学生の時から立派な貧乏人になった。

だいぶお金の計算も出来る様になった。

40才の頃から自分で商売をして、またちょっと贅沢な暮らしをしてしまったが、

商売をしたことでかなりお金を計算する様にはなった。

でも、まだまだ貧乏人らしい金銭感覚が完全には身についていない様だ。


けれど、一方では今でも思う。

ちゃんと収入が有る人は、きちんとそれなりのレベルを保っていて欲しい、ということ

新幹線に乗る時はちゃんと指定席かグリーン車に乗って欲しい。

飛行機はせめてビジネスに乗って欲しい。

僅かな金額の差で狭苦しい思いをするのはイヤだと思って欲しい。

そうしていると、どこか品格の様なものが違ってくる。


以前、札幌から来たというおばはんが、札幌から東京まで飛行機代1500円で来た、

と自慢しているのを聞いて、「安くていいね」でもなく、「凄い!」でもなく、

「うへー」と辟易した事が有る。

そんな、はしたない事を他人に言って自慢するものではない、と言う感覚が有る。


どこかにそういう感覚は持っていて欲しいとは思う。

貧乏臭いのは好きではない。

貧乏人であっても、一定の、最低限の品格みたいなものは忘れたくはないと思う。


普段乗る山手線などに乗る時は座りたいと思わない。

なんであんな狭苦しい所に座りたがるのか。

貧乏人はイヤだ、と、かなりの貧乏人である今でもそんな感覚が有る。

だからこそ貧乏人なんだろうが、ちょっとだけでも、

どこかに品格や誇りは持っていて欲しいと思う。

子供の頃、電車では男は立っていなさい、と教えられた。

なんかそういう強がりみたいなものはどこかに持っていて欲しいと思う。

いくら貧乏人でも、品格とまではいかなくても、下品にはなりたくないと思う。


ラーメン屋に入ってライスだけ注文して、無料のおしんこでメシを食ってしまう、

なんて事はしてはいけない。

モノやサービスは安ければ何でも良いわけではない。

、、、、と思う。







カタール ドーハメトロの富裕層向け車両、ゴールドの車内


無料病

3500円のカツカレー

おもひでぼろぼろ


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