令和4年7月29日
来し方行く末 時間のスピード |
自分の人生の今後について考える事が有ると思います。 10代、20代くらいの若い人ならば、「この先、何十年も」有る人生。 先が長すぎて考えが及ばなかったり、考えても見なかったりするのではないでしょうか。 60代、70代の人は、「人生の残り時間」をどう過ごすか考えると思います。 30.50代の人ならば、少し見えてきた自分の人生の終着点や目標を考えるのでしょう。 人生の時間が経過するスピードについて、良く言われる事が有ります。 10代までの時期だと、ゆっくりゆっくり時間が進んでいきます。 例えば中学や高校の3年間は、永遠の様に長い時間に感じられます。 20代、30代も割と余裕が有る進み方をする様です。 しかし、年齢が高い人に振り返ってもらうと、「40代なんて無かった」と良く言います。 40代は瞬間的に過ぎ去ってしまったという印象の様です。 40歳くらいから時間が経つスピードがどんどん加速してゆく様です。 この現象はジャネの法則と呼ばれています。 自分の人生について考える時、良く10年単位で考えると思います。 20代にこうして、30代になったらああして、というふうに、、。 この、10年という時間も20代にとっては長い時間ですが、50代以上にとっては割とすぐ経ってしまう時間です。 絶対的な時間は誰にも共通ですが、心理的な時間はその人の環境によって違ってくる様です。 猛烈に忙しくしていたり、色々な刺激を受けていたりすると時間は長く感じられ、 刺激が少ないと短く感じられる様です。 なので、年齢が進んだらなるべく、やる事がいっぱい有って忙しくしている方が人生を満喫できますね。 年齢とともに、身体が衰えても、知的な分野で自分の興味有る事が有れば、 「やる事がたくさん有る」状態を保てるのではないでしょうか。 ただ、身体と脳みそは別々になっていなくて、身体が衰えるのとともに脳みその方も衰えます。 なので、身体を鍛えておくのはとても重要です。 また、「自分のやりたいこと」「興味が有ること」それが、 自分の人生の目標に感じられる様な事を持っているかいないかで、随分人生の中身も変わってきます。 最近、若い人に「どんな事に興味を持っているか」聞いてみると、 「服とか買い物とか」とか「カフェ」とか、なんだか人生の目標になりそうもない事を言う人が多い様に感じます。 恋愛とか(恋愛と愛情はちょっと違います)、エロい事とかばかりに関心が有るのも、 年取ってから潰しが効かない心配も有ります。 例えば、ほんとに例えばの一例ですが、「小説を書きたい」とか「〇〇について研究したい」とか、 人生の後半でも出来る知的な関心が有ったほうが良いのではないでしょうか。 さて、自分の「来し方行く末」を考える時、多くの人が10年単位で考える様ですが、 20歳代は、30歳代はという様な10年単位で考える事が多いかと思います。 でも、20歳~29歳、30歳~39歳、という単位ではなく、 25歳~34歳、35歳~44歳、という5年を入れた単位で考えるのが良いと思うのですが、どうでしょうか。 「ああ、ついに俺も40歳になってしまった」、 という年代の壁を突き抜けるタイミングを10年の間に入れてしまうと良いのではないでしょうか。 5年を入れた10年単位にすると、年代の壁に突入してしまうショックを吸収し、継続性を生むのではないでしょうか。 10代の頃、自分のこの口がこう言ったのを覚えています。 「30歳なんかになったら、もう絶対自殺するー」 30歳になるのも、80歳になるのも、単なる区切りであって実は継続しているのだ、 というマインドで居る為にも、5が入る10年単位で考えると良いのではないでしょうか。 やる事がたくさん有って、忙しく楽しく、105歳か、115歳まで生きられる様に頑張りましょう。 若者の憧れ 死がふたりを分かつまで 人生は死ななきゃ終わらない 学校の先生と親は必ず |
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