令和2年1月28日 仕事をするということ
やることやってから遊びましょう
仕事をしていて、膨大な量にぶつかる事が有る。
これは1日では出来ない、1週間、いや、1か月かかるだろうか、と思う。
仕方が無いから毎日少しずつやっていって、終わらせようと思う。
けれど、毎日少しずつの、その少しをやってみると、今日はこれだけで終わりにするのはどうかと思う。
なので1日分より多くやる。
やってみると、慣れて、集中力が出て、思っていたよりどんどん進む。
1週間かかると思っていたが、半日でできてしまった。
というような事は経験無いだろうか。
要するに、「やる気」だの「集中力」だのが出れば仕事はどんどん前に進むということだ。
時間が来たら帰ろう、仕事が終わったら今夜はあそこへ行こう、あと15分で退社時間だ、と思いながら仕事をしていたら、その「やる気」や「集中力」が出るだろうか。
残業=悪 しか頭に無い状態で仕事がはかどるだろうか。
今日のことは今日のうちにやってしまおう、という気が無くて仕事がはかどるのだろうか。
自分は今まで生きてきて、週休二日制を経験した事が無い。
それどころか、この20年、休みは1年に2日しか無かった。
今現在は週休二日で、仕事時間も短くなっている。
だから、週に2日も休みが有る事の有難さが身に染みる。
仕事が終わってから自分のやりたい事をできる時間が有るのがありがたくて仕方が無い。
仕事をするという視点で見ると、1週間は7日しか無いのに、そのうち2日も休んでしまうという事がどれだけもったいない事かと思う。
仕事が手について、集中力が出ている状態になったならば、残業して全部終わらせてしまいたいと思う。
1年に2日しか休みが無いのは問題だが、逆に、それくらいやってみて初めて、週休二日の有難さが分かる。
長期間残業が続くのであれば問題だが、これは今日中にやってしまおう、と思う尊い心を大切にして、たまには残業くらいしたほうがいい。
逆に、それくらい仕事をするからこそ、自分の時間を有効に使う気になるのではないだろうか。
お店なり業者なりで、何かを依頼した時、1週間ほどお時間を頂戴いたします、などと言われ、「えー? そんなにかかるの?」と思った事は無いだろうか。
そうなのだ、そんなもの、5分も有ればできるのだ。
何が1週間ほどだ、と思うではないか。
真面目に仕事をしない人は迷惑だ。
5分や1時間でできることを、1週間と言ってしまう世の中はどうかしている。
こうやっていればそのうち、日本人は中国人や韓国人にこきつかわれる労働者階級になりさがるだろうと思う。
自分が二日も休んだのだから、月曜日は忙しいのが当たり前だ。
忙しいのが嫌なら休まなければいいのだ。
金曜の夜から旅行に行くので、金曜に入った仕事は全部来週に回してしまっているから忙しいのだ。
仕事をちゃんとやろうと思えば自動的に休日が有効に生きてくるのだ。
高級官僚が考えた「働き方改革」を鵜呑みにしていてはいけない。
日本は世界一祝日が多い。休日が多いと生活が圧迫される仕事をしている人も居る。
休日が多くても問題無いのは高級官僚たちだ。
今日のことは今日のうちにやってしまおう、とか、
急いで仕事をしようという気が無いから「働き方改革」などと呑気に言っていられるのだ。
苦しいからダブルワークをしたいのに、これ以上働いてはいけないと言うのはおかしい。
自分でやろうと思うのなら、いくら働いたっていいんですよ。
そんなに働いたら体を壊すよ、などと言う人が居るが、壊すくらいやってから言ったほうがいい。
集中して仕事がはかどって、収入も地位も上がっていけば生活も豊かになる。
仕事をきちんとやる人は、頼られるし、信頼されるし、一目置かれる。
だから仕事以外も充実してくるのだ。
仕事は生活の基盤です。これがちゃんとできないと自分の時間も有効に使えない。
そんなわけで、例えば、新卒の新入社員は最初の5年間はたくさん残業もして、週休1日にして、集中して、やる気になって仕事をする様にしてみたらどうなのだろう。
たくさんブーイングが飛んでくるようだが、それくらいの事をやってみてからいろんな事を言ったほうがいい、と、思うのでございますよ。
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