令和元年12月20日 読みながら食う
食事の文化
自分は中学生の時からずっと、一人暮らしの自炊生活なのだ。
なので、新聞を読みながらでないとメシを食えなかった。
外食をする時も、まず新聞を用意するか、新聞の置いてある定食屋さんで食事をするのだった。
その癖が残っているせいか、紙の新聞をとらなくなった今でも、食う時は何か読みながら、
あるいは、読む時は何か食いながらでないとダメなのであった。
ウチに有る本はみな、ピザの汁が垂れていたり、しょうゆの跡がついていたり、
汚くなっている。
本を夢中で読みながら、宅配のLサイズピザを一度に三分の2くらい食ってしまったりする。
なんかこう、脳がそういうふうになってしまっているのではないだろうか。
最近は、晩飯を食う時は必ずNHKのニュースを見ながらだ。
7時のニュースを録画しておいて、毎日見ている。
30分なので、なんだか丁度良いのだ。
しかし、これをやっていると食い過ぎてしまうという難点が有る。
これは良く煮えていておいしゅうございますわねえ、とか言いながら食事に集中して食えば、
あんまり食い過ぎないで済むのではないだろうか、、、、
そんなわけで、会食というのはあまり得意ではない。
食うなら食う、しゃべるならしゃべる、にしないと落ち着かないのだ。
ゆっくりしゃべりながら食うというのはどうも苦手だ。
そもそも、子供の頃、男はおいしいとかまずいとか言わずに、黙ってさっさと食べてしまいなさい、と躾けられたのだ。
これは武家がやることで、いつ陣太鼓が鳴るかわからないのだから、食事は手早く済ませるというわけだ。
また、食事の内容は質素で、うまいもまずいもないのだ。
先日まで、「海賊とよばれた男」を読んでいたので、2回もピザをとってしまった。
2回ともLサイズで、2回ともその晩のうちに一人で全部食ってしまった、、、、。
まあ、今でも、ゆっくり楽しみながら食事をする貴族の文化よりも、武家の文化のほうが好きだ。
ただ、食う量が貴族になっているので、そこも武家なみにしないとならないだろうと思う。
おもひでぼろぼろ
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天皇、貴族、侍、庶民の区別
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