2017.07.22 友の死
りゅうのすけ
りゅうのすけのことが本当に大好きだった。
良く、心底愛している人の事を、こういうところが好きとかではなく、
「存在自体が好き」などと言うけれど、まさにそれだった。
シマリスの寿命は5年から8年と本に書いてあった。
りゅうのすけがまだ赤ちゃんの頃から1日1回は死んだときの事を考えたのだ。
なので、その日が来た時には予定していた事が起こっただけ、という様な、
何かとても冷静でいられたのだった。
動物霊園の様な所に埋葬するという方法も有ったのだけれど、やっぱりそれはいやだった。
知らない所で、知らない人たちと一緒に埋葬されるって、なんだかねぇ、、。
なので、大きなプランターを買って、その中に埋葬し、
植物を植えてお墓にしたのだった。
庭付き一戸建てに住んでいるのなら庭に埋めるのだけれど、
マンション住まいではそれができない。
なんだか変と言えば変なのだけれど、いつもそばにいられるので、
ベランダのプランターがりゅうのすけのお墓になっている。
引っ越す時も持っていけるしね、、、。
観葉植物を植えていたのだけれど、枯れてしまったので、
今度は、りゅうが好きだった赤い実の成る小さい木を植えてあげよう。
もうすぐ8月16日、今年で七回忌になる、、、、。
りゅうのすけ日記
死がふたりを分かつまで
新選組! 「友の死」
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