かわいひでとし日記
令和7年10月21日      マシマシ      じっと我慢
  
自民党総裁選では進次郎だのなんだの、5人居たけれど、

その中で一番マシな高市さんが選ばれた。

これは良かった。ほっとした。

けれど、自民党総裁が自動的に総理になる状況には無く、

高市さんの他に玉木だの野田だの名前が出ていたけれど、

一番マシな高市さんで決まった。

これは良かった。ほっとした。

という訳で、一番マシな筋書きにはなった。

まあ、色々文句もお有りでしょうが、、、、。

岸田よりマシ、石破よりはマシ、玉木よりはマシ、野田なんかよりはずっとマシ、

ということで、一応おっけーなんじゃないでしょうか、、、。

あんまり贅沢言うな、という事ですね。

維新の要求で議員の定数1割削減をする様だ。

大まかに見れば良い事なのだけれど、比例を削減するとなると、

どうでも良い議員が当選するのを防ぐ効果は有るかもしれないが、

大事な議員が落選してしまうという事も有る。

良いのか悪いのか、判断するのは非常に難しいところだ。

まあそうなってしまったのだからやってみれば良いか悪いか解るだろう。

ただこれは言うばかりで実際にはなかなか成立しそうもない見通しだ。

維新が出して来た12項目の政策は表題だけ見れば良い事が多い。

高市さんのやりたい事ともかなり近く、公明党が出て行ってくれたのはかなり良い事だ。

高市さんで決まったのは結局、現実的な選択肢の中から一番マシなものを選んだ、

という事で、良しとしたら良いのではないだろうか。

現実的にはこれで良かったのだ、と思うのだ。

ただし、高市総理が誕生しても高市さんのやりたい事をどんどん出来る訳ではない。

もちろん進次郎や玉木が総理になるよりは遥かにマシなのだとは思う。

けれど、自民党は少数野党であり、党内も色々なのだ。

高市色をどんどん出すわけにはいかないのだろうと思う。

要するに高市さんは政党人なのだ。

党に縛られているのだ。その証拠に高市さんはLGBT法にも党に従って賛成している。

自民党に縛られ、少数与党として野党のご意見も伺いながら、という事になれば、

自分の政策をどんどん進める事にはならないのだろうと思う。

なので、高市総理を望んで応援して来た人間にとっては

かなり物足りない事になるのではないだろうか。

そして、とにかく敵が多い。強力な妨害が待ち受けている。

スパイ防止法を作り、選択的夫婦別姓を葬り、積極財政に舵を切り、

中国に厳しい態度を取り、憲法改正を目指す。

これらには本当にうるさい敵が待ち受けている。

特にマスコミの攻撃が激化するのではないだろうか。

はたして高市さんは政策を進められるだろうか。

国民の人気を得て選挙をして、多数派を勝ち取ってからでないと

出来ない事ばかりなのかもしれない。


今までずっとイタリアがうらやましかった。

メローニの様に強く保守政策を進める女性首相。

高市さんにもそうなって欲しいけれど、とにかくあと半年、

予算を通すまでに人気を得て、春に選挙をして勝つ事が必要だ。

そして選挙で勝つ事には二つの意味が有って、

自民党内の保守派が干され、落選してしまっている今の状態をひっくり返す必要が有る。

そんな訳で、高市さんには強い期待を持っているものの、

現実はそんなに甘くない、イバラの道なのだろうと思う。

憲法を改正して、堂々と靖国参拝を出来る様になるにはまだ何年もかかるのだろう。

贅沢を言わず、現実を受け入れてしばらくじっと見ている他は無いのだろうと思う。

少なくとも3年くらいは政権を維持してじっと我慢をしながらやって欲しいと思う。

と、いうことで、高市総理を熱望していた人にとっては物足りない事になるが、

少なくとも半年、出来れば3年、じっと我慢して猶予を与える必要が有る。





保守回帰への道      あと半年


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