まあだいたい、仕事を引退して年金貰う様になってからだ。
という事は、自分は既に老後なのか、、、、。
高齢者にも前期と後期が有って、65からは前期高齢者
75からは後期高齢者。
自分はまだ前期だ。
5年前、病気をしてしまって仕事を引退せざるを得なくなった。
年金を貰ってアルバイトをする生活の、新しい暮らしが始まった。
引退する前は自分で小さな会社をやっていたので、
週休二日とか祭日休みとかは無縁だった。
会社をやる前もずっと、昔だったので土曜日は休みではなかった。
引退して初めて土日休みを経験したけれど、
なんでこんな楽な事してるんだ？ というほどアホみたいに楽なのだ。
更に祭日がたくさん有り、さらに有給休暇まで有る。
ここまで働かないというのはちょっとびっくりするくらいだ。
しかしホントに楽な生活で、これじゃあ給料が安くても仕方が無いと思える。
引退したのをきっかけに、20年ぶりにジム通いを再開した。
そして、昔さんざんやっていたエアロビクスをやってみた。
けれど、エアロビクスはすっかり変わってしまっていた。
とにかく運動強度が低いのだ。そして、動きが複雑過ぎて思い切り動けない。
色々なイントラに出て見たけれど全滅で、仕方が無いので自分でやろうと思った。
昔、エアロビクスのインストラクターをやっていたのだ。
だから自分でやる事にした。
レンタルスタジオを借りて昔ながらのキツいハイインパクトエアロビクスを始めた。
それから5年、ずっと続けている。
シンプル動作で運動強度の高い男性の為のエアロビクス。
しかし、男だけでエアロビクスをするというのは、実に楽しい。
かなりキツい事をやっているが、みんな男なので安全面の心配が殆ど無い。
メンバーはみんな、20歳から40歳年下の人たち。
先生は自分の父親と同じ年齢です、っていう子も居る。
こんな楽しい老後が有るだろうか、というくらい楽しい。
こういう生活が出来るのも、昔思い切りエアロビクスをやって、
体力をつけたからだろうと思う。
この年齢でこれだけ動ける人はそう多くは無いだろう。
これが出来る自分を作ってくれた、若い頃の自分に感謝したい。
そして、何年にも渡ってずっと続けられるモチベーションを保ってくれた、
昔のエアロビクスインストラクターたち。
本当に元気で楽しくて充実したレッスンをしてくれていた。
今自分がやっているレッスンも、みんな昔受けたインストラクターをお手本にしてやっている。
エアロビクスというスポーツの良いところは、夢中になってやってしまう、というところ。
必死になってインストラクターを追いかけて、夢中でやっていると、
あっという間に1時間走り続けてしまう。
ゲームなどに夢中になるのと同じ感覚で運動が出来てしまう。
それも、物凄くキツい運動が出来てしまう。
ゲーセンに太鼓の達人というゲームが有るが、あれに夢中になるのと同じだろうと思う。
エアロビクスをやっている時のみんなの笑顔は本当に素晴らしい。
こんなに笑顔で楽しく、キツい運動が出来てしまうのは本当に凄い事だ。
難しい動きはせず、殆ど基本動作のシンプルなエアロビクスをやっている。
誰にでも出来る楽しいスポーツだ。
全身を満遍なく動かして、汗びっしょりになる事が出来る。
エアロビクスは誰にでも出来るのだけれど、得意な人と苦手な人が居ると思う。
音感が良く、身体能力が高めの人はどんどん慣れて動ける様になるけれど、
そうでない人は結構苦労する。
現在スポーツクラブで行われているエアロビクスは殆どが、
運動強度が低く、時間も短く、動きが難しく、オボサマたちのレクリエーションみたいになってしまっている。
シンプルで思い切り動けて、思い切りキツい男性の為のエアロビクスをやっています。
若い人は特に、キツめの有酸素運動、それも全身を満遍なく動かす運動をやりましょう。
年齢を重ねた時に、やっていて良かったと思います。
筋トレで肥大させた筋肉はトレーニングをやめるとみるみる落ちてゆきますが、
キツい有酸素運動でつけた体力は一生モノです。
ぜひやりましょう。
慣れれば夢中になって続けられる、ハイインパクトエアロビクスは本当にお勧めです。
今年で68歳になります。あと何年走れるのか自分でも分らないけれど、
やれるだけやっていこうと思っています。
みんなの笑顔が自分の元気の元です。
https://www.youtube.com/watch?v=KUkWZ8hbKH4
病気をすること 一定の覚悟
エアロビクスインストラクターや関係者に伝えたいこと
キツめの有酸素運動をする意義 一生モノの体力と若さを保つ
