かわいひでとし日記
令和6年1月18日      医療費と人間の尊厳      病気を無理やり治すこと
  
映画監督の村西とおるさんが、ネット番組で冗談っぽく笑って話していた。

ご病気になり、治療費が1500万くらいかかると知り、

じゃあもう死んじまったほうがいいや、と思っていたら、

病院のほうでどんどん進めて治療してしまったのだそうだ。

じゃあもう、支払いの時に逃げればいいや、と。

ところが、高額医療費補助制度というものが有り、

支払いが50分の1で済んでしまったのだと言う。


これは、病気をした本人にとっては本当にありがたい。

しかしこれは全部、国からのカネ、税金で賄われているのだ。

国の予算や地方自治体の予算のうち、社会保障費の割合は5割以上になっている。

これはとんでもない金額だ。

病気をして働けなくなったら生活保護を受けられる、

高額の医療費を免除される、

その他、貧しい人が国からの援助を受けられるものはとても多い。

本人にとっては、本当にありがたい事だと思う。

病気をしてしまった、働く事も出来なくなった、という時、

日本国民であれば国がかなり面倒を見てくれる、というのは、

ありがたいとしか言いようが無い。


しかしこれは税金なのだ。予算の半分以上を使っているのだ。

考えてしまう。

貧しい人でも医療を受けられる、というのは、逆から考えると、

貧しいと医療は受けられないはずなのに国が金を出してくれる、

どこに金を出すかと言うと医療業界に出す、という事になる。

患者が自腹で支払おうが、支払い能力が無い人に国が金を出そうが、

どっちにしろ、医療業界に入る、という事なのだ。

本当にこれは考え込んでしまう。

意地悪く考えれば、結局、医療業界の売り上げの為に国が金を出しているのだ。

貧しい人を救う為ではなく、医療業界の利益の為なのだ。


通常、商売というものは、客が買えないほど高い価格設定にしたら成り立たない。

けれど医療業界だけは客が支払えないほどの高い価格設定になっているということだ。

さてこれはどうしたものか、、、。

このままで良いのだろうか。

国家予算の半分以上を使っているのだ。

これで良いのだろうか。

ただこれは貧しい患者にとっては本当に本当にありがたい事なのだ。


医療業界のほうにも改善する余地は有るのだろうとは思う。

医学部に入るには莫大なカネがかかる。

だから医者になったら儲けなければ元が取れない、という循環。

また、高度な医療を研究開発したり実施したりする人への報酬は高くても当然だろう。

昔と違って今では医者も昔ほど儲からないと言う。

さて、本当にどうしたものか、、、。

医療業界と政治との癒着、という部分は改善の余地は有るだろうと思う。

大学の有り方などにも改善の余地は有るだろうと思う。

しかし医療や福祉は人の生き死にに関わる事。

これにメスを入れるのは本当に難しい問題だろうと思う。

自分が考えても結論は出て来ない。

いくらなんでも医療業界は取り過ぎだろう、

ちょっとは値下げしたらどうなのか、くらいしか思いつかない。


日本では自分で食べる事が出来なくなった老人でも、胃ろうという方法で、

栄養を身体に送って延命する。

ヨーロッパなどでは自分で食べる事が出来なくなったらそれは死を意味し、

胃ろうなどは行わないのだと言う。

自分としては、意識がきちんと有るうちは延命しても良いのだろうと考える。

この辺はとても難しい問題だ。


それにしても、西洋医学というのはなんと強引なものだろう、と思う事が良く有る。

昔だったら死ぬような病状でも強引に直してしまう。

今後もどんどん医学は進歩していくのだろうが、

どこかで線を引く必要も出て来るのかもしれない。


もし自分が寝たきりになったらどうするか、考えて決めておく必要が有ると思う。





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