かわいひでとし日記
令和5年7月21日      群盲象を評す      利権亡者の公金チューチュー
  
外国の古い寓話に、目の見えない人たちが像を触る話が有ります。

それぞれが像を触ってみて、どんな動物だったかを話します。

しっぽを触った人は細長いヘビの様なものだったと言い、

足を触った人は丸太の様なものだったと言い、、、

という話です。

世の中を見ていると、全くこの寓話の通りになっています。

意見がバラバラです。

それぞれが小さい世界に生き、これが正義だ、と思う事をやっている。

その小さな世界の中ではそれは「正しい事」かもしれませんが、

視点を引いて大きな世界で見れば、「間違った事」になってしまいます。

ここに必要なのは大局観を持った指導者という事になると思います。


毎朝通勤の時に良く見かけるのですが、白バイが物陰に隠れて待機しています。

その先には通行量の少ない交差点が有り、一時停止の標識が有ります。

一時停止しなかったクルマが有ると白バイが出て行って捕まえるのです。

一体何をやっているのか、と思いますね。

そんな事をするなら良く見える交差点の脇に居るだけで違反を防げるのに。

警察には検挙数のノルマが有るのだ、などと言われます。

これはその警察署の「上の人」によってばらつきが有る様ですが、

いずれにしろ、この場合だったら隠れずに見える所に待機するのが

正しいのではないでしょうか。


政治家などに陳情する人達が居ます。

彼らは自分たちの利益の為に陳情をします。

それが一見公共の利益になる様に見える事でも、例えば箱物や橋や道路を作る、

という事を陳情していたとしても、公共の為ではなく、利益の為の陳情が多い様です。

政治家は票になる事を最重要視します。

だから圧力が強い陳情をどんどん受け入れてしまいます。

その結果、なんで税金をこんな無駄な事に使うんだ、という事になります。


医療関係に出ている国の税金は莫大な金額です。

これは表向き、命を守る、とか福祉の為、とか言う事が出来ますが、

そうであれば、病気にならない様にする為の予防医療に力を入れたらどうなのでしょう。

医療業界は病気になった人を治すばかりで、

病気を減らす事を本気でやっていないのではないでしょうか。

コロナという大騒ぎで一体どれだけ医療業界が儲けたのか。

とんでもない利益を出した様です。

国からのコロナ対策の税金は3年で100兆円近く出ています。

100兆円ですよ。日本の国家予算と同じですよ。ほんとにびっくりします。


今、子ども家庭庁が大批判を受けています。

5兆円もの予算を貰って何をやっているかというと

Jリーグの優先観戦、若者が子育て家庭を訪問、

国立科学博物館などに子供連れなどの優先レーンを設置。

は?

ですよね。本当にびっくりします。


財務官僚は増税するほど出世する、などと言われます。

これは本当かどうか証拠を示す事が出来ませんが、良く言われる事です。

まともな人が考えれば、景気を良くして自然増収になるようにすればウィンウィンだろうに、

とりやすそうなところをみつけてはどんどん増税して景気を悪くしています。

とにかく増税したくてたまらない様です。

そして彼らの天下りがしやすい様に、天下り先に金をつぎ込みます。


何か問題が有ると、「有識者会議」なるものを立ち上げます。

その有識者が利害関係者で、自分たちに都合の良い意見をまとめてしまいます。

太陽光発電をやっている業者が参加して、それを推進したりします。

太陽光発電に補助金をつぎ込みます。

一体何をやっているのでしょうか。

我々が支払う電気代には付加金なるものが加算されています。

それは太陽光業者に回っていく金です。


子供の人口がどんどん減っているにも関わらず、大学の数は倍増しています。

当然定員は埋まりません。だから留学生で穴埋めし、国から補助金を貰っています。

留学生は国の宝だ、などと総理大臣が公言したりしています。

日本人の学生は40歳過ぎまで支払い続ける借金を負わされているのに、です。

一体何をやっているのでしょう。


有識者会議などに特定の人達が入り込み、好きなようにやっています。

大手広告代理店などが入り込んで商売をしてしまっています。

補助金をじゃぶじゃぶ貰って商売をしている人もたくさん居ます。

会社だけではなく、一見公共の福祉の為という目的を掲げているNPO法人なども、

補助金目当てでテキトウな事をやっています。


こういう滅茶苦茶、やりたい放題に全部メスを入れたら、一体どれほどの税金が浮くことでしょう。

気が遠くなる様な金額が無駄に使われている様に思えてなりません。

何をするべきか、国や国民を良くする為に何をやるべきか、が全然見えず、

自分たちの利益の為だけに動いてしまっています。

この世の中は本当に、像を触る盲人の様です。


これを正すのははっきり言って、無理だと思います。

国会議員を全員クビに出来るほどの強権を持った独裁者でも現れない限り、

まず無理なのでしょう。

今、国民負担率は5割を超えていると言います。

一体誰の為に政治をしているのでしょうか。


こうなってしまうのは、役人たちのやる事がテキトウすぎるからではないでしょうか。

まず最初に予算を決めてしまう。

その予算を使い切る為にせんでも良い様な事を次々とやって失敗する。

その予算目当てに業者が入り込み、奪い合う。

目的を忘れてしまう群盲象の様です。

目的をはっきりさせて、

その為に必要な経費を計算してから予算をつけるのが順序というものです。

こういった事にメスを入れる事は出来るのでしょうか。

現状ではとても無理だと感じます。


有事が迫っている情勢にあるにもかかわらず、自衛隊には予算が回りません。

無駄な金を使わず、自衛隊員の給料を2倍にするべきです。

戦闘で死亡したら残された家族が安心して暮らせる年金などで保障するべきです。

自衛隊には弾薬も無ければまともな装備や施設も不足、老朽化しています。

敵対的な核保有国が隣に3つも有る日本がこんな事で良い訳が有りません。


トラックドライバーの不足が深刻化しています。

人で不足で工事が全然進みません。

無駄な金をやめて、エッセンシャルワーカーの給料を上げる事に使うべきです。

国が良くなろうが悪くなろうが一生安泰で退職後は退職金を貰って天下りし、

そこを退職してまた退職金を貰っている様な官僚たちより、

最優先する事が山積しています。

自衛隊員や警察消防の人員、そして多くのエッセンシャルワーカーを大事にするべきです。

移民を受け入れて済まそうとしてはいけない問題です。

移民が国を破壊する事はヨーロッパが失敗例を示してくれています。

本当にどうかしている、像を触る群盲としか言いようが有りません。


20XX年、国民から絶大な人気の有る人が政党を作って国会で圧倒的多数を取り、

総理大臣と議員は2年でクビにする事にするかわりに、

強大な権力を与えるという2年間の時限立法を作り、

国の無駄を全部廃止して、癒着や汚職を徹底的に取り締まって、

国家予算のうち、無駄だったものにメスを入れ、まともな国に立て直す。

2年でそれをやりとげてから自らをクビにして退陣する、

そんな政権が出来ない事には今の世の中は改まらないのでしょう。

公金チューチューに全部メスを入れれば、もしかしたら、

国の予算は半分で済んでしまうかもしれません。

本当にどうしたら良いのでしょうね。

政治に関わる人は、日本の国を心から愛している人が勤めなくてはなりません。

「電通」をツイッターで検索すると、ネガティブな話ばかり、、、



安倍さんが生きていてくれたらなぁ、、、


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